防水双眼鏡・プリズム双眼鏡を通販でお探しなら

口径とは、双眼鏡の前面にある対物レンズの大きさをいいます。この口径が大きいほど光が集まりやすく、対象となるものが明るくはっきり見えます。星空を見るなら、50mmぐらいの大きさが望ましいです。ただし、口径が大き過ぎると重たくなり、手ブレが起こりやすくなります。バルスカのグラディエーターシリーズやセレストロンのズームポロ双眼鏡に、口径の大きいものがあります。

天体を眺めたり位置を確認したりするなら、10倍くらいの広い視野が確保できる低倍率のものが最適でしょう。しかし、星雲など特定の天体をしっかり観測するなら、少し高めの倍率を選んだ方がいいでしょう。しかし、高倍率の双眼鏡は、視野が暗くなって見えづらくなり、手ブレも起こりやすくなります。100倍など必要以上に高倍率の双眼鏡は避けた方が無難でしょう。

短時間の観測なら多少重くても使いこなせると思いますが、天体観測で使用する場合、手に持って上を向いた状態で使うので、大きなものや重たいものは使いづらくなります。大体1,000gぐらいの重さであれば、違和感なく使いこなせそうです。

ポロプリズム双眼鏡は光が乙状に折れ曲がるため、その分のスペースが必要となり外形が大きくなりがちですが、天体観測に優れたものが多く、左右の対物レンズの間隔が広いのでより立体的に見えます。ダハプリズム双眼鏡は、光路が直線的なのでコンパクトな外形が多く持ち運びやすくなっています。ただし、視野が少し狭くなるのが欠点です。