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春の星座を代表するものは、春の大曲線と春の大三角です。7つの星が並んだ北斗七星を見つけたら、その先にアルクトゥルスと呼ばれる赤い星があります。ここで描かれるカーブが、春の大曲線です。この大曲線にある先をさらに見ていくと、スピカという青白く明るい星があります。アルクトゥルスとスピカを繋いで、もう1点、デネボラという星と繋げると正三角形ができます。これが、春の第三角になります。

次に、夏の星座を代表するものは天の川と夏の大三角形です。南の方角にさそり座の心臓部である赤い1等星(アンタレス)があり、北の方角にはWの形に星が並ぶカシオペア座があります。これらの間に見えるのが、天の川です。そして天の川近くに明るい１等星が3つ見えますが、この3つの星を繋げたものが夏の大三角形となります。

秋の星座を代表するものは、秋の四辺形です。秋の四辺形は空高くにある2等星の星を結んだもので、ペガサス座の胴体を表しています。冬の星座を代表するものは、冬の大三角です。空を見ると、ベテルギウス、シリウス、プロキオンと呼ばれる一段と輝いて見える星が3つあります。これらを繋いだものが、冬の大三角となります。